総社市教育委員会が開かれ、新しい教育長に、元JFE所長の山中榮輔さんが選出されました。
新教育長の山中さんには清水男教育委員長から任命書が手渡されました。山中さんは、昭和44年に旧川崎製鉄に入社。その後、日本鋼管と統合し名称を変えたJFEスチールで、初代西日本製鉄所長を務めました。教育長の選任は、前教育長の桒田交三さんの退職を受けて行われました。民間企業出身者が教育長に就任するのは、全国的にも極めて稀で県内では初めてです。委員会のあとで開かれた記者会見では、「総社には、児童生徒の学力向上、校舎の耐震化、学校給食センターの建替え問題など、多くの教育課題がある」と述べた上で、意気込みを次のように話しました。教育長の任期は、前教育長の残任期間である平成25年5月11日までとなっています。




