倉敷市立児島図書館で、郷土ゆかりの浮世絵展が開かれています。
郷土ゆかりの浮世絵展は、倉敷市児島味野の児島図書館2階閲覧コーナー特設会場で開かれています。いずれも、県立図書館所蔵の浮世絵で、歌川広重が描いた児島田の口の風景など郷土に関わりのある14点が展示されています。特に、大きな鳥居のある田の口の風景は、広重の最晩年安政5年(1858)の作品で、日本全国から10カ国の山と海の風景を一つずつ組み合わせたシリーズ作品の一つです。そのほか、藤戸合戦の際海を馬で渡って先陣を切った佐々木盛綱や旧児島郡出身といわれる児島高徳、奈良時代の偉人吉備真備などを描いた作品。由加山を描いた絵図や旧児島の古地図など倉敷市ゆかりのものが紹介されています。郷土ゆかりの浮世絵展は、4月29日(日)まで倉敷市立児島図書館2階閲覧コーナー特設会場で開かれています。




