作品を通じて自然の大切さを伝える美術グループ「自然を愛する会」の作品展が倉敷市立美術館で開かれています。
会場には写真や絵画などおよそ７０点の作品が並んでいます。作品の中には俳句や立体作品も並んでいて、メンバー一人ひとりの方法で自然に対する想いを表現しています。自然を愛する会は自然の美しさや環境問題に関心のある市民が１９９８年に結成した芸術グループで、現在は倉敷を中心に２６人が所属しています。普段はメンバーそれぞれで作品作りに励んでいますが、春と秋に行っている自然観察会では鳥取県の大山に行き、スケッチなどを行っています。今回の作品展の中でも大山をモチーフにした作品が多く展示されました。このほかにも会員たちが普段の生活や旅先で見つけた美しい自然を各個人の視点で表現しています。自然を愛する会の作品展は４月１日まで開かれています。最終日は午前１０時半から吉備真備太鼓による和太鼓演奏も予定しています。
