倉敷市真備町市場の標高185メートルの「馬入山(ばにゅうざん)」は、薗地区のシンボルとして親しまれてきた里山でしたが昭和40年以降、荒廃が進み、山を一周りすることができた道も途絶えたままになっていました。そこで、馬入山を愛する住民有志が「かつての里山を取り戻そう」と遊歩道の復元整備に取り組みました。
馬入山を愛する住民有志は、去年10月から登れなくなっていた西側のコースを開拓して道を作りました。下草刈りをはじめ、うっそうとした木の枝を切り落とし、補助ロープを張ったり、道案内標識を取り付けたり延べ66人がボランティアで作業にあたりました。その結果、山頂を結ぶ約2キロの周回コースが完成しました。室町時代、「馬入堂山城」と呼ばれた山城があった山頂からは、美しい眺めと自然の豊かさを楽しむことができます。馬入山を愛する会では、この周回遊歩道の復元整備完成を記念して、3月25日の日曜日午前10時から馬入山ウォーキングを行います。どなたでも参加できます。トレッキングを楽しめる服装で倉敷市真備町市場旧たけのこ村広場に
お集まりください。




