小惑星探査機「はやぶさ」が持ち帰った小惑星イトカワの微粒子を分析した岡山大学地球物質科学研究センターの中村栄三さんを講師に迎え、今日、倉敷市立南中学校で特別授業が行われました。
この授業は、JAXA宇宙航空研究開発機構と倉敷市教育委員会が、宇宙を題材にした教育活動を通して子どもたちに夢や希望を持ってもらおうと開催しました。付着した微粒子を初期分析した中村さんは、小惑星イトカワは、微小隕石などが衝突を繰り返していたことが判明したことや微粒子が、かつては900度程度まで加熱されていたことなどを紹介しました。また、今回、奇跡的に微粒子を持ち帰ったのは、多くの人が様々な準備をしてきた結果と話し、中学生たちへも「いい準備をしていろいろなことに挑戦して」とアドバイスを送っていました。南中学校では、来年度以降もJAXAとの連携授業を継続していくことにしています。




