倉敷市は、市民が太陽光発電で削減した二酸化炭素量を初めてクレジットとして、中国銀行へ売却しました。
クレジット取得の認定書が、倉敷市の伊東香織市長から中国銀行の坪井宏通専務取締役に手渡されました。両者で取引されたのは、倉敷市民が住宅用太陽光発電で削減した二酸化炭素649㌧を国の制度を活用し、クレジット化したものです。中国銀行は、国の京都議定書の目標達成に貢献するために、1㌧あたり1、000円、合計64万9、000円で購入しました。倉敷市では、一般家庭の太陽光発電の設置に補助をしていて、平成20年度から平成23年の10月末までに949世帯が、649トン分の二酸化炭素を削減しました。削減した二酸化炭素量のクレジット化は、中国地方では初、取引量は、国内最大です。倉敷市は、今回の取引で得たお金を水島にある環境交流スクエアの環境学習の事業に活用します。




