町並みと自然を楽しみながら歩く、倉敷の春のイベント『瀬戸内倉敷ツーデーマーチ』が10日と11日に行われました。
初日の10日は、およそ4000人がスタート地点の倉敷市役所に集まりました。全国から参加者が訪れ、2日間合わせておよそ8000人が倉敷や吉備路を歩きました。中には仮装した参加者や、飼い主と一緒に犬たちも参加しました。瀬戸内倉敷ツーデーマーチは景色を楽しみながら体力づくりをしてもらおうと倉敷市などが25年前から開いています。コースは吉備路や真備を巡る40キロコース、美観地区を歩く5キロコースなど4つに分かれていて、ベテランから初心者まで思い思いに楽しむことが出来ます。スタート地点で参加者たちに手作りの折鶴を配っているのは埼玉県の西川恭一さんです。参加者たちが楽しんでゴールまでたどり着けるようにと、お守り代わりの鶴を全国のツーデーマーチ会場で配っています。ツーデーマーチは全国で行われているイベントですが、中でも倉敷は景色も綺麗だということで人気の高い会場です。参加者はさわやかな汗を流しながら歩を進め、チェックポイントでは地域住民が手作りした特製のとん汁も口にし、綺麗な景色を眺めながら心も体も温まっていました。11日は瀬戸大橋や熊野神社を巡るコースとなっていて、中には2日連続で参加した人もいたそうです。参加者たちは楽しく歩く一方、途中で記念撮影をするなど、思い思いに楽しんでいました。




