『氷上の格闘技』と言われるアイスホッケー。発祥の地・カナダに比べると日本ではあまり馴染みのない競技ですが、そのスピード感と激しいぶつかり合いは見る人を魅了します。そのアイスホッケーに励む小学生の大会が先日、倉敷市内で開かれました。
今年で19回目を数える倉敷市長杯ジュニア・アイスホッケー競技会。ヘルスピア倉敷の前身・サンピア倉敷にスケートリンクが完成したのをきっかけに始まりました。今年の大会には地元・倉敷ジュニアをはじめ、近隣の県から10チームが参加しました。倉敷ジュニアは初戦で兵庫県の但馬ホワイトベアーズと対戦。第1ピリオドを終えて2対2と接戦となりますが、第2ピリオド以降は89番の山根、61番の宮脇らが立て続けにシュートを決め、7対3で勝利しました。
なお、大会の結果、神戸ポートアイランドジェッツJrが優勝しました。倉敷ジュニアは2回戦で準優勝した香川ジュニアに敗れました。
また、この大会では、普段試合に出る機会の少ない3年生以下の選手を中心にした低学年マッチが恒例となっています。ちびっこプレーヤーたちはリンクを2つに分けた普段より小さなエリアで懸命にパックを追いかけ、走り回っていました。岡山県アイスホッケー連盟では低学年マッチを通して「次の世代の選手を育成していきたい」と話していました。倉敷市長杯をきっかけにアイスホッケーを一層好きになり、将来、トッププレーヤーとして活躍する選手が誕生することを期待します。
■KCTスポーツ「第19回倉敷市長杯ジュニア・アイスホッケー」
3月17日(土) 19:00~1回戦「倉敷vs但馬」
<KCT11ch> 20:00~2回戦「倉敷vs香川」
(再放送) 3/18(日)・24(土) 上記同時刻、ほか




