岡山の文化や芸術を学ぶ「鬼ノ城塾」の講座が25日、総社市の鬼ノ城ゴルフ倶楽部で開かれました。
今回の講座のテーマは「ダンボールアート」です。
鬼ノ城塾の講座は年6回開かれていて、今回で67回になります。
講師は毎回変わり、様々な文化や芸術の講座を開いてきました。
今回の講師は現代美術家の会田誠さんです。会田さんは絵画や造形作品を中心に制作していますが、今回の講座では最近取り組んでいるダンボールアートを取り上げました。海外でも高い評価を受けている会田さんの講座とあって参加者も多く、若手芸術家や学生などおよそ80人が参加しました。この講座の中で会田さんが伝えたテーマは「∞」。参加者たちがそれぞれ考えて、ダンボールから「∞」の形を作っていきます。参加者のほとんどはダンボールアート初体験でしたが、テープや紐を使いながら丸めたり、破ったり、くっつけたりと様々な方法で「∞」を作っていました。この日できた作品は、会田さんが11月から個展を開く東京の森美術館に運び、さまざまに組み合わせて新しい1つの作品に作り上げるということです。




