川崎医療福祉大学医療福祉デザイン学科の卒業制作展が倉敷市立美術館で開かれています。
会場には「プレゼント」をテーマに制作した4年生19人の作品が展示されています。難波 早織さんは自力で寝返りをうてない人に体位の変換を支援しようというクッションを提案。サービスを受ける側とサービスする側、両方の立場から心地よい関係性を築けるように素材や形を工夫しました。東日本大震災の被災者に対して、祈りで心の不安を解消できないかと考えた塩尻 竜也さんは、一人で四国八十八ヵ所霊場を巡り、各寺の朱印と被災地から手に入れた瓦礫を使った灯篭を制作。宮城県南三陸町を訪問し、被災者と一緒に灯しました。このほか会場には医師と患者のコミュニケーションを円滑にするために工夫されたカードなど特徴的な作品が並べられています。川崎医療福祉大学医療福祉デザイン学科の卒業制作展は4日(日)まで倉敷市立美術館で開かれています。




