さて、月曜から岡山県合唱コンクールに参加したKCTエリア内の団体を紹介していますが、今年結成し、倉敷市を拠点に活動している合唱団「コール・ブラウ」には初めてのコンクールとなりました。
今回が初めてのステージとなったのはコール・ブラウ。ブラウとはドイツ語で「青」を意味します。青といえば、この団体がどういうメンバーか、ピンと来る人もいるのではないでしょうか。
時は今年3月までさかのぼります。倉敷市芸文館で開かれた倉敷青陵高校の定期演奏会。そうです、「青」とは倉敷青陵の「青」です。コーラス部顧問として、結成から10年間指導にあたってきた仁科喜代蔵さんが教員生活の終わりとともに生徒たちとの最後のステージにたちました。会場にはOGらも大勢駆けつけ、代々歌い継がれてきた曲のひとつを披露。指揮をとる仁科さんの教員として最後のステージを彩ったことはKCTワイドでも紹介しました。そして、最後の別れのとき、仁科さんはこんな言葉を残し、会場を後にしました。
仁科「いずれ一緒に合唱しましょう。OG合唱団で・・・」
あれからひと月。仁科さんの思いが実現しました。地元に残る青陵高校コーラス部OGを中心にOG合唱団が結成されました。それ以来、週に1度、倉敷青陵高校や倉敷公民館を会場に練習に励んできました。仁科さんの新たな居場所、そして気心知れた仲間たちが集える場所が誕生したのです。コンクールが近づいてきた7月に入ってからは週2回に練習を増やし、金賞、そして中国大会出場を目指しました。
仁科「金賞を取って幸先良いスタートにしたい」
そして、本番。仁科さんとメンバー20人にとって、記念すべきステージが静かに始まりました。課題曲と自由曲のあわせて2曲。およそ10分間のステージは瞬く間に終わりました。そして、いよいよ結果発表のとき。残念ながら「金賞」には手が届かず、中国大会出場も惜しくも逃しましたが、まだ結成したばかりの「コール・ブラウ」。これからの活躍が期待されます。




