去年12月の全国高校駅伝大会で岡山県男子チームとして過去最高順位となる準優勝の成績を上げた倉敷高校陸上部の祝賀会が26日、倉敷市内で開かれました。
祝賀会には学校関係者やOBなどおよそ150人が参加。準優勝メンバーがメダルをかけて入場し、勝又雅弘監督が選手一人ひとりを紹介しました。倉敷高校陸上部は現在、県高校駅伝34連覇の日本記録更新中で、阿部敏昭校長は「34年間のべ238人の選手の心と絆のタスキリレーで成し遂げた大記録」と今回の準優勝を称え、出席者に「今後も努力、精進を重ねるのでご支援をお願いします」と挨拶しました。そして勝又監督はさらなる飛躍をめざし、「準優勝の次は『優勝』を期待される。エベレストに登る気分でやっていかないといけない」と『優勝』の二文字を口にしました。倉敷高校陸上部は去年の全国高校駅伝で2時間5分13秒の県勢過去最高タイムで過去最高の4位を更新、県勢男子チームとして初めて表彰台に立ちました。出場したメンバー7人中5人が岡山県出身の選手で、留学生ランナーや特待生のいない『地元』の選手たちが達成した快挙に関係者は大いに沸きました。倉敷高校陸上部はこの春、3年生10人が卒業し、1・2年生20人を中心とした新チームでまずは県35連覇を目指します。




