「中国ブロックポリテックビジョンin岡山」が倉敷市玉島長尾の中国職業能力開発大学校で24日・25日の二日間開かれました。
ポリテックビジョンは、中国地域にある厚生労働省所轄の中国職業能力開発大学校と付属の福山短期大学校、島根短期大学校などの学生による研究開発成果の発表・展示や技能・技術競技会などを通して「ものづくり」の教育現場を地元企業や市民に知ってもらうためのイベントです。10回目の今年は、中国能開大が4年制に移行して10周年にあたるとこから岡山県での開催となりました。記念式典では、中国能開大の宇野義幸校長が挨拶にたち、歴代の校長などを交えてテープカットを行いポリテックビジョンの開催を祝いました。展示会場には、屋外で、障がい物を避けながら安全かつ確実に自律移動するロボットをはじめ、二足歩行型ロボット、バネの疲労破壊の有無を調べる精密バネ疲労試験機など、生産や機械システム分野で実践的な技能訓練を受けている学生たちによる研究開発成果が紹介されています。なお25日は、二足ロボットやサッカーロボットの競技会のほか、半田付けや旋盤加工の技術を競うものづくりコンテスト、技能五輪世界一への挑戦と題した金メダリストによる記念講演などが行われます。




