倉敷市の中島地区で、18日、防災イベントが開かれました。参加した地域住民は、万が一の災害に備え準備しておくことの大切さを認識しました。
この防災イベントは、地域ぐるみで防災意識の向上を図ろうと、中島地区社会福祉協議会が、開きました。およそ250人の地域住民が参加し、非常食の炊き出しを行いました。日赤岡山県支部が用意したのが、手軽に作ることができる非常食用のご飯セットです。耐熱性の袋に一合の米や水、梅干などを入れ、30分程度煮ると完成です。持ち運びに便利で、保存も可能です。地元の栄養改善協議会は、うどんの炊き出しを行いました。参加者は、冷えた体を温めていました。体育館では、倉敷市防災危機管理室の職員による防災講演会が、行われました。その中で、東南海・南海地震が、30年以内に70%の確立で発生すること、災害の発生は、季節や時間帯によって、被害の大きさが変わることなどを報告、「避難経路の確認などを日頃から話し合って」と呼びかけました。このほか、会場では、消火器を使った消火体験なども行われ、地域住民は、災害へ備える気持ちを新たにしていました。




