倉敷八十八ヵ所霊場を撮影した写真展が、倉敷市役所で開催されています。
この写真展は、玉島北公民館で写真撮影を学ぶ講座生グループが開きました。今年が5年目で、60代から80代までの19人が、身近な地域の歴史を題材に撮影技術を磨いています。今回は、去年4月から12月まで倉敷の八十八ヵ所霊場を撮影した300枚を超える写真を展示しました。ほとんどの人が、初めて八十八ヵ所霊場を回ったとのことで、撮影する札所を探すだけでも苦労したそうです。また、札所によっては、市内が一望できるような場所であったり鬱蒼と茂った山奥に石像仏があったりと庶民の生活に息づいた信仰らしく様々な表情を見せる札所の雰囲気を写しています。講座生の西井明生さんは「初心者ばかりだが、自分たちが表現した八十八ヵ所を楽しんでもらいたい」と話していました。玉島北公民館の講座生による写真展「倉敷遍路を撮る」は3月1日(木)まで倉敷市役所で開催されています。




