玉野市は、2012年度の当初予算案を発表しました。災害対策や学校の耐震化などに重点配分した予算編成になっています。
玉野市の黒田 晋市長は、新年度の予算編成について、次のように話しました。災害対策関連の予算だけで、4億4、500万円あまりと早急に対策が必要な事業に重点配分しています。一般会計の総額は、226億円。前の年よりも3億円(1・3%)の減少となっているものの、玉野市単市の持ち出し額は、前の年より1億8、000万円あまり増えています。歳入のうち、市税収入は、景気低迷の影響で前の年よりも3・1%の減少を見込んでいて、このため、財政調整基金などの基金から10億円を取り崩します。新年度の主な事業はご覧の通りです。田井地区などの樋門の改修工事に2億8、600万円。田井小や玉小の校舎建築事業に5億7、800万円。中心市街地活性化基本計画に定める市街地の基盤整備事業に1億2、000万円。メルカにシティーセールスの拠点施設を整備する事業に2、100万円。7月から始まる新公共交通の実証運行事業に6、800万円。35人学級を小学6年生まで拡大する事業に7、700万円などとなっています。2012年度の当初予算案は、2月23日に開会する3月定例市議会に提案されます。




