JR倉敷駅北の倉敷みらい公園で、11日(2/11)、地元万寿学区の住民有志などが、公園を流れる用水路にホタルの幼虫を放流しました。
駅周辺にホタルを復活させようという試みです。
ホタルの幼虫を放流したのは、「みらい公園にホタルの憩う会」と、「酒津のホタルを親しむ会」のメンバーです。この日は会員や一般市民などおよそ30人が参加し、酒津の会が飼育しているゲンジボタルとヘイケボタルの幼虫およそ1000匹と、幼虫のエサになるカワニナを、公園と商業施設の間を流れる用水路に放流しました。倉敷市内では、5年前から酒津地区のグループがホタルの舞う地域にしようと幼虫の飼育や放流、それにホタルの観察会などに取り組んでいて、これまでも他の住民グループと連携して美観地区を流れる倉敷川に放流するなどしてきました。今回、駅の北側に用水路を整備した公園が出来たことから、万寿地区にも新たに会が結成され、駅のすぐ近くにもホタルの舞う風景ができればと、活動を始めました。倉敷みらい公園の水路は農業用水路のため水の流れが早いことや、商業施設の照明など、ホタルが生息する環境としていくつか課題もありますが、放流の見学に集まった家族連れなど一般市民も、今後に期待を寄せていました。
みらい公園にホタルの憩う会では、倉敷のホタルの新名所になるよう今後、会員を募りながら本格的に活動していくことにしています。




