倉敷市中心市街地活性化協議会が開かれ、林薬品街区と奈良萬街区の整備概要が了承されました。
林薬品街区は、敷地内にある4つの建物を改装。「デザインマーケット倉敷
林源十郎商店」として、3月20日にオープンします。昭和9年建築の木造3階建ての本館には、生活雑貨などを扱う「倉敷意匠計画室」の直売店が入ります。林薬品の歴史を紹介する「林源十郎商店記念室」、世界の器や雑貨などを展示する「生活デザインミュージアム倉敷」もオープンします。
母屋は、飲食ゾーンとして整備。創作料理やピザ、ジェラートなどを提供します。また、児島のジーンズメーカー「グラフゼロ」「インブルー」も出店します。一方、奈良萬街区については、「旅館奈良萬」跡をはじめ6棟と、隣接する日本庭園を使った飲食ゾーンとして整備。国の補助金申請が通れば、来年3月末のオープンを目指します。林薬品、奈良萬街区を核とした倉敷物語館周辺整備事業は、平成22年度から準備を進めており、倉敷駅北口と美観地区を結ぶ、にぎわいの拠点として、期待されています。




