倉敷市美観地区にある国指定重要文化財「大橋家住宅」の保存や活用方法などを考えるシンポジウムが、倉敷物語館で行われました。
大橋家住宅は、およそ315年前の江戸時代後期に建てられた、倉敷を代表する町屋建築です。シンポジウムは、国重要文化財として活用方法に制約がある大橋家住宅を、どのように使って観光振興などに生かすかを考えようと、倉敷市大橋家住宅活用実行委員会が主催しました。今回は、岡山理科大学の江面嗣人教授が、「保存活用と地域活性化」と題して講演しました。江面教授は、「活用には、建築物の背後にある精神や歴史を理解することが大切。」と伝えました。この後、大橋家9代目当主の大橋紀寛さんなどが参加して、パネルディスカッションが行われました。




