旬の野菜や魚を使った地域の伝統料理づくりに挑戦する「郷土料理伝承講座が、倉敷市のライフパーク倉敷で始まりました。
この講座は、ライフスタイルの変化で薄まりつつある地域固有の伝統料理を、次世代に伝えてもらうことを目的に、倉敷市が初めて企画しました。１回目のきょうは、シニア野菜ソムリエの江草聡美さんが、地元野菜と果物の重要性を講義しました。江草さんは、「免疫力を上げるには地元食材をたくさん食べることが必要で、郷土料理にはその力が集約している」などと語り、野菜を食べることの大切さを訴えました。また、参加者には、福田町でとれたショウガの葉を使ったお茶と、ゴボウを練りこんだまんじゅうが振る舞われ、地元産食材の良さを再認識していました。次回は、旬の魚介類を素材にした郷土料理と江草さんが考案した野菜を使って調理実習をする予定です。
