一人暮らしの高齢者などの話し相手となり、抱えている悩みを聞いて心の負担軽減を図る傾聴ボランティアの養成講座が人気を集めています。
講座を開いているのは玉野市立中央公民館で、定員30人に対して、2年続けて40人を超える申し込みがありました。講座は 人の話を聞くにあたっての心構えや 相手に不安や威圧感を与えず悩みを聞き出すコツが主な内容です。講師は 岡山県臨床心理士会の谷原弘之さんで受講者が演じた会話から傾聴ボランティアとして何が大切かをアドバイスしていきました。玉野市の高齢化率はほぼ3割に達していて全国平均よりも5%以上高いのが現状です。こうした中で、悩みを抱えた高齢者の不安を取り除いて問題を整理してあげるボランティアが求められている点も受講者が増えている背景にあります。講座は 3月まで開かれ、その後、ボランティア参加希望者は社会福祉協議会に申し込みをすることになっています。




