航海訓練所の帆船「海王丸」が、宇野港に入港し、歓迎式が行われました。
「海王丸」は、航海士や機関士を養成するための練習船で、全長110メートルの大型帆船です。食料の補充と実習生の休養のため、4年ぶりに宇野港に入港しました。実習生99人をはじめ、乗組員158人を市民が、出迎えました。式では、玉野市の須田紀一副市長が歓迎の挨拶、これに対して、海王丸の渡邉兼人船長が、「このように多くの方に歓迎していただけるのは、私たちに対する期待の大きさだと受け止めています。引き続き、精進します」とお礼の言葉を述べました。宇野港には、地元の田井保育園の園児も駆けつけ、鼓隊演奏を披露しました。海王丸は、今月10日に東京湾を出発し、およそ2ヵ月間、瀬戸内海や太平洋で、操船訓練を行っています。宇野港には、今月21日まで寄航することになっていて、寄航中は、毎日、夕暮れ時から午後10時まで、船上のライトアップが行われます。




