阪神淡路大震災から17年。きょうは防災とボランティアの日です。倉敷警察署や地域住民などによる合同防災訓練が倉敷市寿町の倉敷みらい公園で行われました。
訓練は都市直下型地震が発生し、倉敷でも震度5強を観測したという想定です。倉敷警察署や倉敷市のほか、JR倉敷駅の職員、万寿学区、老松学区の22町内会からあわせておよそ200人が参加し、JR倉敷駅から倉敷みらい公園まで避難していきました。JR倉敷駅北には、去年、大型商業施設がオープン。万が一、大規模地震が発生した場合には大勢の人で混乱したり、交通渋滞が起きる可能性があることから地域と合同での訓練となりました。訓練では、避難のほか、衛星を使った緊急時の画像通信やけが人への救急処置、倉敷市と防災協定を結んでいるアリオ倉敷から救援物資を搬送するなど、参加者は関係機関との連携など確認していました。倉敷警察署は、今回の防災訓練が契機となってJR倉敷駅北側地区の自主防災組織の設置のほか、地域の防災意識高揚に繋がればとしています。




