倉敷ケーブルテレビでは現在「立石おじさん おかやまの昔話」を放送中ですが、番組の中で使われた挿絵原画展が、きょうから倉敷市内で始まりました。
番組の挿絵は、岡山県美術家協会会員で倉敷美術協会の会長を務める総社市在住の画家渡辺暉夫さんが描いています。会場には、これまでに放送された昔話のうち6話分で使われた挿絵が展示されています。子どもたちにも喜んでもらえそうな話をと、渡辺さん自ら1話につき、6枚から15枚の挿絵を選びました。渡辺さんは、番組に出演する岡山県語りのネットワーク会長の立石憲利さんの民話に合わせ、場面をイメージしやすいように登場人物の表情や衣装など、細部にもこだわりリアルに描くことを心がけているそうです。会場では、番組のビデオ上映も行われていて、来場者は、実際に使われている挿絵と、立石さんの流暢な語り口と合わせて楽しんでいました。昔話の挿絵原画展は、今月末(31日)まで、倉敷市神田のカフェ・アンド・ギャラリー「竹」で開かれています。




