玉野市の和田地区で14日、正月恒例の「どんど焼き」が行われ、地域住民が輪になって、一年の無事を祈りました。
どんど焼きは、小正月の伝統行事で、和田地区では、文化の伝承を目的に、5年前から行っています。会場の和田多目的広場には、地域住民およそ200人が集まりました。竹で組まれた高さ3メートルのやぐらには、家庭から持ち寄った正月飾りや、子どもたちの書き初めなどが次々と投げ込まれました。会場では、暖かい食べものが振る舞われました。こちらは、どんどの残り火を使って焼かれた番田地区特産のイモ。熱々のままほおばると、参加者に笑顔があふれました。もちがたっぷり入ったぜんざいも人気を集め、子どもたちはおいしそうに食べていました。またビンゴ大会も開催。豪華賞品が用意されていて、番号が読み上げられるたびに、大人も子どもも一緒になって一喜一憂していました。主催した和田地区コミュニティ協議会では、球技大会や清掃活動などを通じて、地域住民の交流活動を積極的に進めています。今回のどんど焼きも、その一環で、去年から対象エリアを拡大して展開しています。会場では、お年寄りと子どもたちの楽しそうな姿が、絶えませんでした




