倉敷市真備町の薗地区で郷土出身の書道家「井上桂園」を顕彰する書初め大会が開かれました。
薗地区まちづくり推進協議会主催の書初め大会は、真備町市場出身の書道家「井上桂園」の遺徳を偲んで開かれる正月の恒例行事です。井上桂園生誕百周年にあたる平成15年の1月5日から始まって今年でちょうど10回目となりました。書初め大会には、薗小学校の児童や主婦など約60人が参加して、硬筆習字や毛筆習字に取り組みました。児童たちは、「ひかり」「思いやり」「元気な国」など冬休みの課題でもある県児童生徒書初め展への出品作品に挑戦しました。会場では、3人の書道講師による添削指導も行われ子どもたちは、アドバイスを受けながら気持ちを込めた力強い文字を書き上げていました。また、井上桂園にあやかり書道の上達を目指して参加した大人たちに混じって今年は、小学校の英語指導助手のグレンさんも筆を走らせていました。最後に参加者は、一番上手に書けた秀逸作品を持ち寄って記念撮影して、今年の書初め大会を締めくくりました。




