きょう12月28日は、倉敷市真備町ゆかりの小説家横溝正史の命日です。そこで、横溝小説をモチーフに開発した「スケキヨ弁当」の試食会が開かれました。
「スケキヨ弁当」は、くらしき作陽大学食文化学部の教授と学生が考案しました。横溝氏が真備町での疎開時代に好物だったという山菜おこわの上に、「犬神家の一族」に出てくる名物シーンを再現。卵と手羽先で、登場人物のスケキヨのマスクと、湖面からのぞいた足を表現しています。
大根やコンニャクなどを使って「八ツ墓村」の世界も弁当箱に詰め込んでおり、ミステリー感たっぷりです。試食会には、横溝正史疎開宅管理組合のメンバーなどおよそ20人が集まり、アイデア満載の弁当を味わっていました。
倉敷市によると、開発した弁当は来年以降、イベントでの販売に向けて検討するということです。




