さて、24日のクリスマスイブ、日本キリスト教団倉敷教会の礼拝堂では、キャンドルライトサービスが行われました。もう一度、クリスマスムードに浸っていただきましょう。
会場には信者や地域の人たちなどおよそ200人が集まりました。聖歌隊の歌声とともに礼拝堂内に立てられたキャンドル一本一本に火が灯されると会場はより厳かで幻想的な空間へと変わりました。このキャンドルライトサービスはイエス・キリストの誕生を地域の人とともに祝おうと、毎年クリスマスイブに行われています。ほのかな明かりに包まれた会場ではキリスト降誕の預言から誕生するまでが聖書に沿って進められます。聖書の朗読と讃美歌の合唱を交互に繰り返し、キリストの誕生を祝いました。また、園児から中学生までのジュニア聖歌隊がかわいらしい歌声を響かせ、場内は温かな雰囲気に包まれていました。また、今年はじめての試みとして舞台上の役者がしゃべったり動いたりせず、絵画のように表現する活人画が披露され、聖書の中の場面が表現されました。倉敷教会の宮﨑 達雄牧師は「希望の光はみなさんひとりひとりの中にあります。様々な困難を乗り越えていくためにも互いに助け合いながら、未来に向かっていきましょう」とメッセージを送っていました。1906年に創立した倉敷教会は、国の登録有形文化財にも指定されています。礼拝堂で行われるキャンドルライトサービスは伝統的な行事となっていて、地域に親しまれています。




