倉敷市水島のJFEスチール西日本製鉄所の倉敷工場で冬休みの子どもを対象にした親子工場見学会が開かれました。
倉敷工場では鉄作りの現場を知ってもらおうと2007年から小学校の春休み・夏休み・冬休み中に工場見学会を開いています。この日は県内の親子連れら180人が倉敷工場を訪れました。職員から鉄作りの流れについて説明を受けたあと、バスに乗って工場見学に出発しました。倉敷工場は世界でも有数の敷地の広さを誇り、水島緑地福田公園のおよそ30個分の広さです。
移動中も子どもたちは敷地の広さや鉄の誕生する瞬間を目の当たりにして歓声を上げていました。そして到着した工場では「圧延」という熱した鉄板を薄く伸ばしていく工程を見学しました。およそ1200度まで熱せられた鉄の塊が音と熱を放ちながら薄く延ばされていく迫力ある光景が広がります。
見学している人の前を鉄の塊が通っていくと、熱が見学者の所まで届いてきました。冬休みの見学会は明日も行われ、2日間でおよそ360人の親子が見学に訪れます。




