倉敷に飛来したコウノトリの様子を紹介する写真展が、倉敷市役所で開催されています。
豊かな自然環境の象徴ともいわれる国の特別天然記念物コウノトリ。1971年を最後に日本の空から姿を消し、2005年から兵庫県豊岡市で人工飼育が始まりました。2008年には、倉敷市にも豊岡からの初飛来が確認され、以来、環境整備を続ける「倉敷コウノトリの会」がその生活ぶりを紹介する写真展を開いています。会場には、足環の標識番号から確認された「ロクちゃん」と呼ばれているコウノトリが、ザリガニをとらえた瞬間や大地に降り立った様子などを紹介しています。また、今年7月には、「ロクちゃん」とともにもう一羽のコウノトリが飛んできました。このコウノトリは、「ロクちゃん」の異母姉妹で関係者を喜ばせたそうです。コウノトリの写真展は、来年1月13日まで倉敷市役所の展示ホールで開かれています。




