倉敷のまちづくりに貢献した市民に贈られる「シチズン・オブ・ザ・イヤー」の表彰式が、20日、倉敷アイビースクエアで行われ、今年は東日本大震災の被災地復興支援活動を続けている「チーム絆・倉敷」が受賞しました。
「シチズン・オブ・ザ・イヤー」は、倉敷ケーブルテレビやエフエムくらしきなど、市内3社でつくるKCM・倉敷コミュニティメディアが毎年表彰しているもので、今年で10回目です。表彰式ではKCMの大久保憲作会長から「チーム絆・倉敷」の代表、古市了一さんへ表彰状と記念品が贈られました。「チーム絆・倉敷」は東日本大震災の発生直後に市民有志で結成したボランティア団体で、被災地に入り、炊き出しや慰問活動などを展開しました。また、被災した企業や店舗から商品を仕入れ、倉敷の朝市・三歳市で販売も続け、収益を被災地支援に充てています。今回の受賞はこれらの継続的な活動が被災者との絆を深め、地域間を繋ぐ役割を果たしたことが高く評価されたものです。表彰式にはチーム絆・倉敷のメンバーをはじめ、歴代の受賞者などおよそ120人が出席し、受賞を喜びました。




