深夜営業店を狙った強盗事件が発生しやすい年末を控え、倉敷警察署はきょう、コンビニ強盗事件を想定した防犯訓練を行いました。
倉敷市宮前のコンビニエンスストアで行われた訓練では、マスクで顔を覆った犯人役の警察官が、店員に刃物を突きつけて「金を出せ」と脅し、現金を奪って逃走しました。通報を受けて警察官が駆けつけると、店員は犯行の状況や犯人の特徴などを伝えました。岡山県内では、今年4件のコンビニ強盗事件が発生しておりそのうち1件が未解決のままです。訓練後の講評では、犯人の特徴を正確に伝えることや犯人が残した遺留品は警察が来るまで動かさないことなど犯人逮捕へ向けた情報伝達の重要性を伝えました。倉敷警察署では、年末年始に深夜営業店を狙った犯罪が増えるため、今後も危機意識を高めて事件の未然防止を図ることにしています。




