シリーズでエリア内の12月恒例の風景を切り取りお伝えする、「師走の風景」。3回目のきょうは、おせち料理に欠かせない金時ニンジンを生産している倉敷市船穂町の農家をご紹介します。
倉敷市船穂町柳井原ではおせち料理の彩りとして欠かせない金時ニンジンの収穫に追われています。柳井原地区は高梁川の豊富な水と水はけの良い砂地で金時ニンジンの栽培に適しています。船穂町の金時ニンジンは岡山県内最大の生産量で現在、50戸の農家が30ヘクタールで栽培しています。金時ニンジンの特徴は鮮やかな赤色で、この美しい色を出すため農家は工夫を行っています。収穫した金時ニンジンは葉を切ってから洗い大きさや色で選別して箱詰めします。ここで箱詰めした金時ニンジンは県内はもちろん関東や関西地方などに出荷され、おせち料理などで食べられます。金時ニンジンの収穫は、今月末まで行われ農家の忙しい日々は続きます。




