レンコンが旬を迎えています。産地として知られる倉敷市連島地区で
美味しい食べ方を伺ってきました。
集まっていただいたのは、JA倉敷かさや連島地区女性部の4人です。地元で人気の味を作っていただきます。連島地区では、9月から翌年5月まで
レンコンを出荷していますが、11月から12月が最も忙しい時期です。
高梁川の伏流水で育った連島産の色白のレンコンを使うのは、連島おこわです。黒豆のほか、鶏肉や干しシイタケ、ニンジンを、細かく切り分けておきます。一旦炒めた後、砂糖とみりん、シイタケの戻し汁などを加えて味を浸み込ませます。炒めた具材と煮汁をおよそ1時間蒸したもち米とうるち米に混ぜ合わせて、さらに、蒸し器で20分から30分蒸して完成です。レンコンのシャキシャキ感が独特の連島おこわです。そして、2品目は、連島地区では、祭りなど晴れの日に欠かせないバラ寿司です。鰆やアナゴのほか、花切りされた酢レンコンが彩りを添えます。さらに、レンコンをすりおろして団子にしたレンコンボールの入ったすまし汁が用意されました。連島産のレンコンは、手間をかけて調理すれば、どんな料理にも使えるそうです。




