米粉の利用を促進するための洋菓子作り講座が倉敷市で開かれました。
この講座は、米の消費拡大とともに米粉や米粉料理の普及を目的に「備中地域食料自給率向上対策会議」が開いたものです。一般公募による倉敷市内の女性18人が参加しました。講師には、倉敷市黒崎で米粉を使った手作りケーキ店を営む川田妙子さんを迎え、米粉の「スポンジケーキ」と「ちょこもち」の作り方を教わりました。最近の米粉は、従来の柏餅や団子作るときに使う上新粉をさらに細かく製粉した「微細粒米粉」と呼ばれるもので、洋菓子やパンづくりに利用されています。講座では、小麦粉のようにふるいにかけなくても使える米粉のスポンジケーキの焼き方と米粉と牛乳、チョコレートを火にかけて手早く混ぜ合わせるだけで生チョコのような食感が味わえる「ちょこもち」の調理実習が行われました。講座の参加者は、洋菓子作りに適した米粉ならではの使いやすさや食感を実感していました。




