戦国時代、常山城の落城の際に敵陣と戦って討ち死にした女軍を供養する祭りが、玉野市の常山山頂で開かれました。
去年、4年ぶりに復活した常山女軍塚供養祭は、今年も荘内地区の恒例行事として行われました。常山城は、天正3年(1575年)織田氏と毛利氏の覇権争いに巻き込まれ、毛利勢の総攻撃を受けました。落城を前に城主・上野隆徳の妻・鶴姫をはじめ侍女34人は、敵陣に切り込み最後の戦いを挑みましたが、かなわず、自害したと伝えられています。供養祭では、「常山城落記」の口説きにあわせて地踊り「かっからか」が奉納されています。今年も、玉野地踊り保存会や荘内地区の住民有志などおよそ120人が集まり、太鼓と音頭とりの名調子に乗って地踊り「かっからか」を踊りました。また、今年は、倉敷市の日本画家鈴鹿征巨さんによる「女軍哀史」を綴った紙芝居が行われ、はかなく散った女性たちの霊をなぐさめていました。




