先日、国の登録有形文化財に指定された玉野市山田の旧味野専売局山田出張所で文化財指定の銘板がお披露目されました。
玉野市の岡本 和徳教育長や地域住民などおよそ20人が参加し、銘板の除幕を行いました。旧味野専売局山田出張所は、1908年に旧大蔵省が建設した塩の専売施設です。施設は、木造平屋の庁舎と資料などを保管していたレンガ造り平屋の文庫からなります。専売局庁舎と文庫の両方が現存するのは、山田以外に全国では兵庫県赤穂市にしかないことから、山田地区の住民が中心になって、国登録有形文化財の指定へ向けて活動を続けてきました。国の登録有形文化財の指定は玉野市内では2例目で、施設は現在、高齢者施設や地元ボランティア団体の拠点施設として活用されています。




