総社市の絵画グループ「カルトン」の作品展が30日から総社市民ギャラリーで開かれています。
カルトンとはフランス語で「画板」のことです。絵を描く時の台である「画板」を相撲をとる土俵にたとえ、ひたむきに絵の稽古と向き合った画学生時代の姿勢を忘れないようにと名づけられました。カルトンのメンバーは、関靖文さん、布下満さん守安功次さん、大平和朗さん、片山之男さんの5人でいずれも岡山大学教育学部特設美術科の卒業生です。年齢は、50代から70代で、1970年から始まった作品展も今年で41回目となりました。会場には、農作業の体験を描いたものや総社市の豪渓の風景や備中神楽など5人それぞれが思い描くテーマで表現した作品45点が展示されました。画材も油絵の具をはじめ、アクリル、パステル、水彩とバラエティに富んでいます。5人の個性に富んだカルトン展は、12月4日(日)まで総社市民ギャラリーで開かれています。




