総社市新本の国司神社で収穫された赤米のもみすりが行われ、新本小学校の児童たちが手作業によるもみすりを体験しました。
総社市新本では、神社に供える赤米を伝統的に栽培しています。今年も新本小の5年生児童が田植えから稲刈りまでを体験し50kgの赤米を収穫しました。きょう(29日)は昭和初期の農機具「唐臼」と「とうみ」を使ってもみすり作業と玄米ともみの選別作業を行いました。「唐臼」によるもみすりでは子どもたちは小さな体で長い柄の先をしっかり握り力を込めて回転させていました。また、とうみは取っ手を回して風を起こし、もみ殻を吹き飛ばす道具です。子どもたちは昔ながらのやり方に興味深そうに取り組んでいました。もみすりをした赤米は来月9日の霜月祭で神饌として供えられることになっています。




