倉敷市内のアマチュア絵画グループ「倉敷美術サンガ」の作品展が倉敷市立美術館で始まりました。
作品展には倉敷美術サンガの会員15人による力作およそ50点が展示されました。「自由にのびのびと個性あふれる絵画」をテーマに制作活動をする倉敷美術サンガらしく、展示された作品は油絵やデッサン、銅版画など技法も違えば、静物、風景、抽象画など描くものも様々です。作風が異なる絵が並び、訪れる人を楽しませる中、今回の展示で最も目を引くのは、高さ18.2メートル、幅9.7メートルの大きな作品です。巨大作品は、毎年開く倉敷美術サンガの作品展の目玉となっています。今年は、女子サッカーのワールドカップで優勝し、日本に元気を与えたなでしこジャパンを描きました。原画を決めてから20等分し、会員が各自で制作するため、色使いやデザインがところどころで異りますが会員の個性が集り、倉敷美術サンガを象徴する作品に仕上がっています。個性あふれる作品が並ぶ倉敷美術サンガの作品展は、来月4日まで倉敷市立美術館で開かれています。




