今月27日、女性将棋の公式タイトル戦「第19期倉敷藤花戦」の3番勝負・第2局が倉敷市芸文館で行われ、里見香奈倉敷藤花が第1局に続き挑戦者の清水市代女流六段に2連勝し、4連覇を達成しました。
第2局の熱戦を振り返ります。
倉敷藤花戦でこの顔合わせは3年ぶり。当時とは「倉敷藤花」、「挑戦者」という立場が逆転しての対局となりました。第2局は序盤から里見香奈倉敷藤花が積極的な攻めを見せます。挑戦者の清水市代女流六段もこれに合わせ、互いに駒をぶつけ合う展開となりました。対局中盤、後手の里見倉敷藤花の62手、6七銀から徐々に里見倉敷藤花のペースになります。対する清水女流六段は、怒涛の攻めに耐えながら局面を打開しようと粘りますが、及ばず。里見倉敷藤花が126手で清水女流六段を下し、見事4連覇を達成しました。




