11月19日(土)、倉敷市下津井の旧下電・下津井駅跡地で「下津井みなと電車まつり」が開かれました。
明治44年8月15日創業の下津井電鉄。創業100周年を記念して作られたヘッドマークの除幕で今年の下津井みなと電車まつりが開幕しました。1990年の大晦日の廃線から11年。引退した下電の車両が錆て朽ち衰えていくのが可哀想だと2009年から始めた保存活動も9年目を向かえました。下津井みなと電車保存会が主催する下津井みなと電車まつりも4回目を数えます。電車まつりでは、昭和6年製、28年製、63年製と昭和初期、中期、後期の3世代の車両が並んだ姿が公開されました。ライトアップされた車両の公開には、下電を懐かしむ地元住民や全国的にも数少ないナローゲージ車両をひと目見ようと県内外から鉄道マニアが訪れました。また会場では、岡山市の渡辺俊介さんが下電の車両模型を走らせて電車まつりを盛り上げていました。電車まつりは、年に一度ですが保存会では、第二日曜日・第四土曜日に車両の公開を行っています。




