去年ノーベル化学賞を受賞した、北海道大学名誉教授で倉敷芸術科学大学でも教鞭をとった鈴木 章さんの講演が開かれました。
会場には高校生から一般市民までおよそ250人が訪れました。鈴木さんのノーベル化学賞受賞のきっかけとなったのは、異なる有機化合物を結合させる合成法、「鈴木カップリング」の発見です。講演の中で鈴木さんは、「この合成法で、医薬品をはじめ工業製品に利用される有機化合物を大量に作ることが出来るようになった」と説明。訪れた人たちに化学の魅力を伝えていました。鈴木章さんは、倉敷芸術科学大学が開学した平成7年から7年間、産業科学技術学部の教授を務めていました。




