まもなく、倉敷駅北口に二つの大型商業施設と倉敷みらい公園がオープンします。地域経済の活性化が、期待されている一方、周辺住民は、生活へ大きな不安を抱えています。そのような中、きのう(17日)、商業施設の事業者や行政の担当者などによる地元住民への説明会が、開かれました。出席した地元住民からは、交通渋滞対策や当事者側の対応などについて様々な不安の声が出ました。
説明にあたる当事者側からは、倉敷市と倉敷警察署の担当者、それに事業者の代表などが出席。住民側からは、倉敷駅北口周辺の21の町内会の代表者などが集まりました。当事者側は、主にこれまでに関係機関が協議してきた商業施設周辺の交通渋滞対策について説明。生活道路への侵入を防ぐ誘導看板の設置やアクセス道路の車両の分散策などを伝えました。住民側からは、対策を不安視する意見や当事者側からの説明不足に対する不満の声が続出しました。説明会では、今後、当事者側と住民側が充分に連携をとっていくことを確認しましたが、住民側の不安は解消されていないようです。活性化この説明会は、当事者側と地元住民側の生活への影響に関する充分な話し合いの場がこれまでに無かったことから、住民側の申し出により開かれました。大型商業施設が開業した後にも、両者は、話し合いの場を設けることにしています。




