さて、きょうは、まず、倉敷市の伊東市長と玉野市の黒田市長が、今年9月の台風12号による浸水被害で問題となった児島湖の排水対策について、管理する農林水産省に要望書を提出した動きから、お伝えします。
要望書は、台風12号で、周辺地域の浸水被害の原因となった児島湖の排水対策について、現状の水門の操作だけでは困難で、国において排水対策など地域の整備を早急に検討してほしいという内容です。これに対して、この場に立ち会った関係者によると実重重実局長は、「できる限りのことをさせていただきます。現状の把握につとめ、対策を検討していきたい」と応えたということです。今年9月の台風12号では、児島湖の水位が上昇したことにより、周辺の用水や河川が氾濫し、倉敷市と玉野市だけでも1、700棟を超える浸水被害が出ています。




