玉野市では、今年から県外のアート作家などを商店街の空き店舗などへ誘致する取り組みが行われています。今月に入って、この取り組みで2人目となるアート作家が、東京から玉野へ移住してくるなど、成果を挙げています。
玉野市内へ移住してきたのは、東京・渋谷区でカバン作家として活動していた満田秀二さん(44)です。妻と生後6ヵ月の息子とともに、玉野市宇野に引っ越してきました。満田さんは、玉野市築港のアートの拠点施設『駅東創庫』にアトリエを構え、創作活動を行います。県外のアート作家などを商店街の空き店舗などへ誘致する取り組み『若手クリエイティブカップル移住プロジェクト』は、玉野市内の芸術家などが中心になって今年から行っています。移住を考えているアート作家に風光明媚な玉野市の魅力を紹介し、場合によっては、住まいや仕事場の橋渡しを行っています。最近では、県外からの問い合わせも増えているそうです。今年12月には、関係者で商店街の空き店舗の大掃除を行い、より移住しやすい環境を整備することにしています。




