玉野市は、津波や高潮の発生時に避難の参考にしてもらおうと、公共施設の標高の数値を記した標識を市内に設置しました。
標識は、市民センターや公園など玉野市内の公共施設120ヵ所に取り付けました。津波や高潮が発生した際に、より安全に避難場所に移動してもらおうと、玉野市が、設置しました。玉野市は、今年9月の台風12号で、700棟を超える民家が、高潮被害に見舞われました。その際、市民から市役所に住んでいる家や避難場所が高潮に対して安全かどうかを尋ねる問い合わせが、多数、寄せられていました。国が平成19年に発表したデータによると、東南海・南海地震が発生した場合、玉野市沿岸部には、3メートルを超える津波が、押し寄せてくる可能性があります。玉野市では、来年6月に国が発表する大地震の被害想定の見直しを前に、独自に取り組める災害対策を進めていて、この標識の設置もその一環です。




