総社市に伝わる古代米・赤米にもち米を掛け合わせた品種「あかおにもち」の稲刈りが行われました。栽培したのは脱サラして東京から地元に帰ってきて初めて農業に取り組んだ若い夫妻です。
総社市上原の田んぼで稲刈りをしているのは難波尚吾さんと妻の友子さんです。2人は総社に伝わる赤米を全国に広めていこうと、「あかおにもち」の栽培に乗り出しました。この品種は味もよくきれいな赤色をしており、米粉にしてパンやケーキに使ったり味噌にするなどの用途が考えられています。
2人は「あかおにもち」の加工品が総社の特産品として定着できると考えています。今年は19アールの田んぼで栽培しましたが、来年以降はさらに16アールを追加し作付けを増やしていく考えです。




