総社市は飼いイヌのフンの不始末を防止するための条例制定を目指しており、12月議会に議案を上程します。
ここは総社市真壁のJR伯備線沿いの歩道です。歩道の脇の草むらにはあちらこちらにフンがあります。近くには保育園があり、この歩道は園児の散歩コースにもなっています。総社市によるとイヌのフンの不始末に関する市民からの苦情は数年前から寄せられており今でも月に10件程度はあるということです。フンが目立つ場所も市内全域にわたっていて、看板やチラシ、広報誌などで注意を呼びかけても改善が見られないため、このほど罰則付きの条例を制定する方向になりました。イヌのフンの被害防止条例は県内15市のうち10市がすでに制定しており、このうち倉敷市や玉野市など6市が罰則付きの条例です。総社市の条例素案では違反者に対し口頭による指導、文書での勧告、さらに命令と3段階の指導を行い、それでも従わない人に3万円以下の罰金を科すとしており、罰則規定による抑止力に期待しています。
総社市では条例制定を前に、市民からのパブリックコメントを募集しています。フン被害防止条例の制定への賛否、賛成の方はどんな内容を盛り込むべきか、また、反対の方はその理由など、どんなことでも結構です。規定の用紙に記入の上、今月22日までに総社市環境課へお寄せください。詳しくは総社市環境課電話0866‐92‐8339までお問い合わせください。




