玉野市山田地区や東児地区のまちづくりの礎を築いた12人の故人のゆかりの地を巡るスタンプラリーが、きょう(12日)から、始まりました。
『たまの東街道偉人探訪ラリー』と題したイベントは、市内の芸術家や市民などでつくる『玉野みなと芸術フェスタ実行委員会』が、地域おこしの一環として、初めて開きました。山田に塩田を開いた野﨑武左衛門や元山田村長で、執筆活動などでまちの歴史を後世に伝えた北畠謙三など地域のまちづくりの礎を築いた12人の故人のゆかりの地を巡ります。このうち、このスタンプラリーのスタート、ゴール地点にもなっている旧味野専売局山田出張所は、国が管轄していた塩の専売庁舎です。野﨑武左衛門が、この地に塩田を開いて以降、賑わった山田のシンボル的な建物で、今年、国の登録有形文化財に指定されました。この偉人探訪ラリーは、明日(13日)まで開かれていて、明日は、『塩づくりの里・山田』をテーマにしたシンポジウムなど多彩な催しも開かれます。




